大好きだった人との恋が終わってしまい、失恋をしてどうしたら良いのか分からない…
そんな状態になったことありませんか?
そして、この状態があまりにもひどくなってしまうと【失恋うつ】という病気になってしまうことがあります。
しかし失恋うつはあまり世間には知られておらず、本人でさえもこれはなんだろうとモヤモヤしたままどうにか日常生活を送っていることがほとんどなのです。
ということで今回は、失恋うつになりやすい人の特徴や失恋うつの症状、失恋うつの対処法についてご紹介させていただきます。
これを読んで少しでも気持ちを楽にしてくださいね。
1.失恋うつになりやすい人の特徴4選
失恋うつとは、どんな人がなってしまうのでしょうか?
まずは失恋うつになりやすい人の特徴についてご紹介します。
①周りの人の目が気になる人
人の目を気にしてしまう人は、周りからどう思われているのか気になってしまって失恋うつになりやすいです。
好きな人に振られたということは周りの人も自分のことを嫌いなのかもしれないと勝手に被害妄想になってしまうのです。
また、振られたことを色々な人に知られたら恥ずかしいという思いから人に会うのが怖くなり、結果的に失恋うつを引き起こしてしまいます。
②何事も完璧にしようとする人
何事も完ぺきにこなそうとする人は、恋愛も自分の思った通りに完ぺきにしないと気がすみません。
しかし恋愛とは一人でするものではなく、対相手がいるものなので思い通りに行くわけがないんですよね。
そこで完璧な計画が振られたことによって崩れてしまうと、どうしたら良いのか分からなくなりうつになってしまいやすいのです。
③恋人や好きな人に依存していた人
恋愛をしていると、時に依存をしてしまう人もいますよね。
依存している時に振られてしまうと一気に依存する対象が目の前からいなくなってしまうので、その矛先が自分自身に向かいうつになってしまうのです。
“この人じゃなきゃダメなのに”、“どうしてわかってくれないんだろう”、“どうしたら良いんだろう”、“自分がダメなんだ”と考え続けることによって食欲がなくなったり睡眠時間が取れなくなってしまいます。
④想像力や妄想が激しい傾向にある
失恋をしてうつになる人は、想像力や妄想が人一倍激しい傾向にあります。
好きな人が自分以外の誰かを抱きしめている姿を想像したり、愛してるとささやいている姿を勝手に想像して苦しくなってしまいうつになってしまいます。
ちょっと異性と好きな人が歩いている姿を見ただけでも「このあとこの二人は手をつなぐのかな」と想像してしまって、しかも映像がリアルに頭の中に浮かんでくるので勝手につらくなってしまうのです。
2.失恋うつの症状5選
まずは失恋うつになりやすい人の特徴についてご紹介しました。
では、実際に失恋うつになった場合はどのような症状が出てくるのでしょうか?
ここからは失恋うつの症状についてご紹介させていただきます。
自分に当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。
①ご飯が喉を通らなくなる
失恋うつになると空腹感がなく、ご飯が美味しくないと感じてしまったりて全く何も食べたくない状態になってしまいます。
食欲不振になることでますます元気がなくなり悪循環になってしまうのですが、無理して食べると吐いてしまい、余計に気分が落ち込んでしまいます。
栄養不足になるとますます落ち込んでいってしまいますので栄養補助食品でもいいので少しでも食べるようにしましょう。
また、水分は必ず少しずつでも飲んでくださいね。
②人に会いたくないと思ってしまう
失恋うつになると、人に会って話したり笑顔を無理やり作るのが嫌になってしまいます。
人に会いたくない、話したくない、外に出たくないと思ったら失恋うつであることを自覚したほうが良いでしょう。
どんなに親しい人でも会おうと思えば体力も気力も使いますので、気持ちが落ち込んでいる時は会いたくないと思ってしまうのは仕方のないことなのです。
ましてや仕事などでさらに気を遣わなければいけない場合には尚更体が動かなくなってしまうこともあるでしょう。
③何もしたくない無気力状態になる
恋愛うつになると、何をするにも嫌になり、ただ黙って時間が過ぎていく無気力状態になってしまうことがあります。
ボーっとしていると気が付いたら外が明るくなってしまっていて睡眠をとることが出来なかった、ご飯も食べていないしお風呂に入る気力すらわかない、そんな状態になってしまったら恋愛うつを疑った方が良いでしょう。
家の中に引きこもってボーっとしているうちに楽しかったことなどを思い出し、余計につらくなってしまう傾向があります。
④なかなか寝付くことが出来ない
昼間は気を紛らわしたり、周囲に気を遣って何とか笑顔でいることが出来たとしても、家に帰って一人になると色々なことを考えてしまいます。
考えているうちに朝になりあまり眠ることが出来ないまま、また新しい1日が始まって周囲の人に気を遣わなければいけないのです。
これを繰り返しているうちに心のバランスが崩れてしまって失恋うつになってしまう可能性が高まります。
⑤おしゃれをしても意味がないと思ってしまう
今までは好きな人のために髪形やメイク、服装に気を遣ったりしていましたが、失恋してしまうと自分自身オシャレに対するモチベーションが下がってしまいます。
しかし、特に女性の場合はオシャレをしていないと外に出たくなくなってしまったり毎日が楽しくなくなってしまうので、余計に気分が沈んでしまって悪循環になりかねません。
こういう時こそフルメイクをしてみるのも良いでしょう。
3.失恋うつの克服法8選
失恋うつの症状がどのようなものか分かったところで、最後に失恋うつの克服法についてご紹介していきます。
失恋してうつになってしまった場合、そのままにしておいては時間が勿体ありません。
どうすれば立ち直っていくことが出来るのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
①友達と遠くまで旅行に行く
外に出たくない気持ちを押し込んで、友達と一緒に遠くまで旅行に行ってみましょう。
近場で1日だけの旅行でも良いのですが、すぐに現実に引き戻されてしまうので辛い現実とまた夜には向き合わなければいけなくなってしまいます。
一泊、二泊すると友達がその分気を紛らわせてくれるので、少しでも好きな人のことを考える時間が少なくなります。
遠くまで旅行に行くことによって非日常感を味わうことが出来ますし、新しいものに触れることによって良い刺激にもなり気分が上向きになっていくことでしょう。
美味しいものを食べてたくさん笑い、脳内の幸せ物質と呼ばれるセロトニンをたくさん分泌させましょう。
②視野を広く持ち回りの人にも目を向ける
失恋うつになってしまうと、好きだった相手のことばかり頭に浮かんできてしまい、ついつい視野が狭くなってしまいがちです。
しかし周りにはあなたを支えてくれる人はたくさんいますし、気が付いていないだけで素敵な異性もいるでしょう。
少し視野を広く持つ、たったこれだけのことがなかなか難しいのですが、世界は変わって見えますよ。
③生活リズムを今まで通りに整える
失恋うつになってしまうとどうしても生活リズムがくるってしまいがちになります。
眠る時間が遅くなる、朝は起きるのがだるくなる、変な時間に寝てしまう、食事の時間がバラバラになる、と、今まで規則的だった生活リズムが崩れてしまうと余計に体力がなくなり精神的に落ち込んでしまいます。
眠れなくても朝はちゃんと起きて太陽を浴びる、食べられなくても一口だけでも食べてそれ以外の時間に間食はしない、これらのことを守っていくだけでもいずれ普通通りの生活リズムに戻ることができます。
④たくさん運動をして汗をかく
ジョギングやウォーキングなど、一時間でもいいので運動をして汗をかきましょう。
汗をかくと体も気持ちもスッキリしますし、食欲がわいてきたり疲れてしまった体は睡眠を欲するようになります。
運動している間は余計なことを考えずに済みますので、無理やりにでも体を動かしてみるのも一つの改善策と言えるでしょう。
⑤仕事を休んでゆっくりと休息をとる
失恋をしてうつになってしまった場合、無理に仕事に行くのも気分転換になって良い場合もありますが、気を張っていた分自宅に帰ると余計に気分が落ち込んでしまうことがあります。
そうなってしまっては食欲がなくなったり寝つきが悪くなってしまいますので、休めるようであればお休みをもらってゆっくりする時間を作ることが大切なのです。
無理をしても良いですが無茶はしてはいけません。
⑥環境を思い切って変えてみる
仕事をやめて新しい場所で再スタートを切る、これは荒療治になりますが何もかもすべて切り替えて新しいことをするというのは非常に効果的です。
忙しさに追われていると自然と辛い失恋を忘れさせてくれますし、新天地での新しい出会いも期待することができます。
しかし学生だったり仕事を辞めるわけにいかない場合は、引っ越しをしたり模様替えをするなどをして気持ちの切り替えを計ってみましょう。
⑦病院に行って治療をする
失恋でうつになってしまうことは決して恥ずかしいことではありません。
弱い人間だと思われたくないというプライドもあるかと思いますが、まずは普通の生活が送れるようになることが先決です。
病院の先生は何人もの患者さんを診てきているので同じように悩んでいる人も中には必ずいます。
一人で抱え込まず、カウンセリングを受けたりこの先どう治療していくかを一緒に考えてくれる存在がいることはとっても頼もしいですし、前を向いていくきっかけになりますよ。
⑧今まで着ていた服や家具を捨てて新しいものを買う
服や家具には思い出が詰まってしまいますよね。
手放すと思い出まで手放してしまう気になってしまいますが、物を捨てたことで忘れてしまう様な思い出であれば大したことはありません。
辛い気持ちを引きずってしまうくらいであれば、新しいものに買い替えた方が良いのです。
買い物をすることで気分もスッキリしますし、新しいものに包まれることによって前向きな気持ちになれるものですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は失恋してうつになりやすい人の特徴や、失恋うつの症状、失恋うつの克服法についてご紹介させていただきました。
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